「なあ、ルバロ。外出しないか?」 「いいよ」 …………。 毎度の台詞を口にした俺に、しかしルバロはいつもと違う返事を返した。 「ルバロ…具合でも悪いのか?」 「具合悪いって言ったら素直に帰るの?」 「いや帰らねぇ」 微かに眉を潜め、「何それ」と小さく…
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