――晴れの日は、あまり好きじゃない。 「ルックーっ!」 …またか。 広間に響き渡った、毎度の声。僕は不機嫌に眉間に皺を寄せる。 ちらり、と視線を動かせば、両手を大きく振りながら大股で駆け寄ってくる軍主の姿。 何故あんな無駄な言動が多いのだろうか。 …
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。